by pippinrose
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2024年 03月 16日
訃報が流れたのち、今も書き続けられる さまざまな方の追悼文や追悼句を読みながら、 わたし自身の内にある 小澤征爾さんの記憶を反芻している。 小澤征爾指揮の音楽を選んで聴いた最初は、 サイトウ・キネン・オーケストラ演奏の 武満徹「ノヴェンバー・ステップス」、 1989年録音のCDだったはず。 流れ出る音と休止は 月光が冴え妖かしの漂う夜のようだった。 カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」 1988年録音のCDは、 第一曲「おお、フォルトゥナ」のテンポが、 愛聴して来たオイゲン・ヨッフェム盤よりも きびきびと速くて驚いた。 ボストンフィルの演奏や、 日本にもっとオペラをとの志で上演された 「フィガロの結婚」「蝶々夫人」に足を運んだ。 氏の知人の脇に立ってご挨拶の機会を得た時に、 強い精彩を放つ眼差しに射られた。 それらの体験はわたしの人生のその時を照らし、 思い出は今も心を温める。 それらを与えてくださった方への 感謝と愛惜を感じる。そして、 あのような陽性のエネルギーを帯びた方が亡くなる 人の世の無常を哀しむ。 #
by pippinrose
| 2024-03-16 16:50
| 聴覚
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2024年 02月 15日
以前は手元にあることが 喜びにつながっていた幾つかのものを 今は手放したいと思うようになり、 それらを家の外に出す作業をした。 「大事にして来たものをゴミにせずに手放したい」という願いは、 わたしにとって大事なものを大事に扱ってくれる 友人のおかけで叶った。 自分の才覚だけでしていたら、 こんな風に悔いのない道はみつからなかっただろう。 人に助けてもらえることのありがたさを味わい、感謝している。 #
by pippinrose
| 2024-02-15 16:32
| 出来事
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2024年 02月 12日
ブログを始めて丸十七年が経った。 当初は毎日のように更新していたが、 近年は週一程度、昨年は月一程度に。 写真があっても文章を書く気力が無かったり、 書けそうだと思っても写真が無かったりしている。 ここ数年少しずつ 本、服、装飾品、雑貨を手放して来ている。 ブログも手放し対象なのではと折々思う。 が、まぁ、閉じる決心にもエネルギーが要るので、 現状維持としている。 今朝は、 十七年前のブログ開始時に載せたのと 同じ梅の木を訪ねて写真を撮った。 写真撮りが散歩の動機になるのは良いし、 文章書きが気分転換になるのも良い。 好天ながら風は冷たく、 香りの中を散る花びらと蕾とがあった。
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by pippinrose
| 2024-02-12 12:40
| 出来事
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2024年 01月 22日
鉢数を減らした勢いで、 何年かぶりに四季咲き薔薇の土替えをした。 以前は「赤玉6・腐葉土4」を用土にしていた。 今はふるった古土に再生材を混ぜている。 薔薇の鉢に生え放題にしていたスミレの根が 太くびっしり回っていたのを取り除き、 今年はツマグロヒョウモンの幼虫が 育ち切るほどの葉数は提供できまい。 いつか使うかもと取っておいた空き植木鉢も 以前ほどの鉢数に戻ることは無いと見定め捨てている。 迎えた時には5cmほどだったのに 今は120cmになってしまったサボテンの竜神木は、 機を見て切り戻す予定。 * * * * 「することリスト」には、 園芸関係よりも厄介な項目が並んでいる。 気にしながらも今は、それらに手をつける元気がない。 土替えや片付けですっきりしつつあるベランダを見て 「何かできた」気分を味わっている。 南天。 実成りはよくないが 手がかからないため残存決定。
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by pippinrose
| 2024-01-22 20:09
| 植物
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2024年 01月 18日
駄温尺鉢の柘榴をプラ鉢7号に植え替えた。 猛暑の夏越えには不利かもしれないが、 扱いやすい大きさと重さにはなった。 5鉢あった夏蔦と 6鉢あった四季咲き薔薇は 1鉢ずつ減らした。 * * * * 植物に限らず、 かつて欲しいと思って迎え入れて 今は手放したいと思うものがある。 ゴミ袋に入れて済むもの以外は、 欲しい人に渡るルートを当たりたいが、 そう思うと億劫になってしまう。 「一日に一つずつ手放せば 一年に三六五個手放せる」と唱えて、 手放しやすいものから取りかかる。 今日のスイート・チャリオット。 いくつも迎えたミニ薔薇のうち、 唯一生き延びている品種。
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by pippinrose
| 2024-01-18 15:26
| 動物
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