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2009年 09月 28日
つれあいの高校の同窓会が、九月第一月曜の祝日、
レイバー・デー(労働者の日)の三連休にからめて催された。 金曜の夜から、ゴルフ場のクラブハウスを会場に始まり、 土曜の午後は、ゴルフをするか大学フットボールの開幕戦を一緒に見て、 土曜の六時から十一時まではテーブル席のパーティー。 二日間にわたるというのからして、 わたしの高校の同窓会からは考えられないが、 参加者に卒業生の家族を含むのも文化の違いだ。 多くが配偶者と、ひとによっては親と一緒に来ていた。 卒業生のこどもが小さい頃は、子連れ参加できるように、 昼間にピクニックをする企画だったとのこと。 幹事さんの開会の辞の後、つれあいがスピーチをした。 亡くなった同窓生の名前を呼び、消息を誰に問えばいいかを確かめた。 「亡くなったひとたち --- 旧友・祖父母・父母・兄弟姉妹・子供 --- を、 この場に招待して、このひとときを一緒に過ごそう」と黙祷。 百数十人のざわめきがしんと静まった会場に、 大学フットボール中継の音声が流れていた。 「もっとも神聖な瞬間にも、オハイオ州ではフットボール中継が聞こえる」。 黙祷を終えてつれあいが言い、会場が笑った。 もうひとりの卒業生が、 彼等が卒業した頃の町の様子を語り、思い出を新たにした。 幹事さんの食前の祈りの後、食事が始まった。 音楽家になったひとたちによる、演奏もあった。 つれあいが数学を教えたおかげで合格点だったと、 感謝を伝えに来る元女子学生。 彼は品行方正だったと保証してくれる、別の女性。 「彼のことをお願いね」とわたしに言う女性。 十代のつれあいの姿が浮かび上がって来て、楽しかった。 開幕の日。ガソリンスタンドの屋上に構える オハイオ州立大学のフットボール選手。
by pippinrose
| 2009-09-28 07:42
| 米国
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Comments(5)
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Junko
at 2009-09-28 13:10
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ぴぴんさん、こんにちは。
すごいもの見つけられましたね~。思わず息子を呼んでしまいました。こちらもフットボールがさかんですが、ガソリンスタンドの屋上で構えている選手は見かけたことがありません。息子も週末はカレッジフットボールにかじりついています。「フットボールほど面白いスポーツはない。」のだそうですが、私はまだその面白さが理解出来ていません。。
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ぴぴん
at 2009-09-29 08:57
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Junkoさん おはようございます。
わたしもこれは初めて見ました。一種のアドバルーンなんでしょうね。 車が思わずここで給油してしまいたくなる。 ガソリンスタンドの店内も、OSUグッズでいっぱいでした。 わたしもフットボールの面白さはよくわかりません。 野球やサッカーやバスケよりも、一発逆転の快感が頻繁にあるかなと思うくらいで。 わたしがもっとも頻繁に見るスポーツは、相撲です。 大男が組み合うところは似てるかなぁ... ???
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エリナ
at 2009-09-30 19:27
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ぴぴんさん、こんばんは。
ちょうどこの写真を見ていたときに、ウチの息子が画面を見て大受けしてました(* ̄m ̄)。すごくインパクトがありますね~~~!。私もフットボールの面白さは・・・??(~_~;)。でも、ルールとかチームや選手を良く知れば、面白くなるのかもしれませんね。 同窓会に家族も参加するというのは、ホントにびっくりです。日本ではまずないですよね?同窓会では「昔に戻った気持ちで」語り合うのが楽しみな部分だから、家族同伴だとそういう盛り上がり方は出来ない気がしますよね^^;。やっぱり、国が違えばいろいろな形があるのでしょうね。
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ぴぴん
at 2009-10-01 09:12
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エリナさん おはようございます。
ふふふ。息子さんのオノコゴゴロを直撃したようですね。 写真を撮って来た甲斐がありました。^o^) 結婚したての頃は、ルールがまったく分からないで試合を見ていて なぜ攻守が入れ替わったり試合が止まるのかも分からず、 おいてけぼりの気分になったものでした。 今はルールはある程度分かっていますが、 下手なプレーとすごいプレーの見分けがつかず、いまひとつ興奮できません。 ^_^;) 大学フットボールのスタジアムに居る観客の多くは、 選手の家族や友人などの「関係者」だそうです。 州立大学は勉強したくてお金がやりくりできれば誰でも入れるので、 (卒業はできなくても)、 地元には、いちどは州立大学生だったひとやその家族がたくさんいます。 「おらがチーム」をみんなで応援できる環境が整っているのが、 スポーツ自体の面白さとは別に、盛り上がる理由なのだろうと思います。
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ぴぴん
at 2009-10-01 09:15
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エリナさん つづきです。
同窓会にわたしも行くと聞いた時は、わたしもびっくりしました。 家族同伴だと「昔に戻った気持ち」になる度合いは低くなるでしょうね。 配偶者や親の昔を知る良さ、友人たちの今を知る良さがあるなとは思いました。 米国は「カップルで活動する」文化が根強いです。 同窓会に限らず、友人と食事となればほぼ必ず配偶者も一緒です。 夫婦で一緒に活動する機会が多いから、折り合いの悪い夫婦は離婚するし、 離婚しても離婚しても再婚するんだろうと思います。
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