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2009年 10月 05日
今回の米国滞在中に、
1963年に暗殺された元米国大統領J.F.ケネディの弟、 エドワード・ケネディ上院議員が亡くなった。 町には半旗を掲げる旗柱もあった。 夕闇に沈むアーリントン墓地に埋葬され、 葬送のラッパが吹かれるさまがテレビ中継された。 JFKが大統領になったことの歴史的意義のひとつは、 彼がアイルランド系のカソリックだった点だ。 半世紀前の米国で、カソリックであることは社会的に、 「黒人よりも少し上」の位置を意味していた。 アフリカン・アメリカンのオバマが大統領になる以前には、 アイリッシュ・カソリックのケネディが大統領になることが、 政治的課題だったのだ。 エドワード・ケネディーの死に際した報道で、その点に触れたものは、 わたしとつれあいの聞いた範囲では無かった。 アイリッシュ・カソリックの出自は既に過去の課題になった、 ということなのだろうか、どうなんだろう、と思いが巡った。 * * * * 渡米中に日本に民主党政権ができ、 どんな変化があると思うかと数人から聞かれた。 「何も変わらないと思う」とわたしは答えたのだが、 今のところ、思っていた以上の動きがある。 「変人」と評された首相が自民党をぶっ壊したのち、 「宇宙人」と評される首相が政治を変えるのだろうか。 米国大統領がオバマになり、米国政治は新しい方向を試みている。 このタイミングで首相になった鳩山は、強運なのかもしれない。 さしあたりこの方向で、一定の成果が上がってくれるといいと思う。 ルート40・丘のトウモロコシ畑。
by pippinrose
| 2009-10-05 08:25
| 米国
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