by pippinrose カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 最新のコメント
記事ランキング
ブログパーツ
|
2014年 02月 26日
スポーツ観戦の楽しさというのは、
緊張興奮の高まりと一定期間での解放が 約束されていることだろう。 つまり、スカッとする。 震災後の回復がひとより遅いように、 わたしは緊張興奮が残りやすい人間で、 わざわざ自分をそちらにしむけると、 波が生じてくたびれる。 そんなことで、テレビの五輪報道は 断片的にしか見なかったが。 もっとも落胆した報道は、 男子フィギュアの銅メダリストが どこのだれかに触れられなかったこと。 三人ともアジア系の顔で、 経済的に新興しているところから来ているのか、 今の競技基準が欧米人の身体よりも アジア人に合っているのかななど思い、 どこのひとか知りたかったのだが。 人間がおこないうる素晴らしい活動というよりも おらが選手が勝ったぜというところに 興奮の焦点があるんだということを、 異国の銅メダリストを無視する報道に改めて思った。 金メダリストの彼は、演技に満足していないと言う。 たしかに、スポーツだから相手が及ばなければ一等賞だが、 音楽やバレエのコンクールなら、 ミスで演奏や演技が破綻したら金賞ということはない。 金メダルが人々を喜ばせることは分かっているが、 彼は彼のおこないうる素晴らしい演技を目指すのだろう。 まだ若いので、元気でね、と思う。 * * * * 今回の五輪で最も感動したのは、 距離競技のロシアの選手のスキーが壊れ、 カナダのコーチが駆け寄り予備のスキーを渡したこと。 人間がおこないうる素晴らしい活動。 それを受けてゴールし涙していた選手は、一生の宝をもらった。 その場面を報道で見せてもらえたことをうれしく思った。
by pippinrose
| 2014-02-26 08:43
| 視覚
|
Comments(4)
Commented
by
ミセスサニー
at 2014-02-27 22:10
x
新しいチャレンジに向かっていらっしゃるとのこと、まだまだパワフルですね。
鉄病原菌銃?・・・なんと、やっと読み終えて、次に移ることができました(笑)ありがとうございました。 ゲド戦記、アニメは別物だとわかりましたが、原作の意味がぴぴさんのようには理解できませんでした。
Commented
by
ぴぴん
at 2014-02-28 08:12
x
ミセスサニーさん 本の仕事の終わりが見えており、
その分のエネルギーで動けるだろうという読みです。 ジャレド・ダイヤモンド、読み応えがありますよね。 時間をかけて読み通すのは、その期間そのテーマに触れ続けていること。 そういう読書の時間もいいものですね。 ゲドは、わたしは、物語に現代日本社会を透かし見ていて、 あのような理解になります。 相手に優越しようとして、自分で処理できない力を解放したゲド。 宗教を政治に利用する権力者のために、閉じ込められたテナー。 不死を求めて世界を歪めたクモ。 女性蔑視の社会を生きるテナー。 外からの変化にそれまでの秩序が維持できなくなる世界。 それらに、国境の島の問題を作った男、神社を政治に巻き込む男、 原発を断念しないひと、女性蔑視をそうと意識すらしないひと、 現行憲法の置かれている状況、などを見ているのです。 そういう風に読みました、ということで、 あれはそういう物語だ、ということではありません。 色々な読みに耐えるところに、 物語としての豊かさはあるかな、と思います。
Commented
by
sakillus at 2014-02-28 13:22
ぴぴんさんが、そういうところに目のいく方でよかったぁと思います。わたしはテレビのない生活なので少しだけyoutubeで見るだけですが、それで十分です。
あらたな環境、試みでまたふくよかになられ人々の助けになりますよう願っています。
Commented
by
ぴぴん
at 2014-02-28 17:09
x
sakiさん 良かったならば何よりです。
わたしはテレビを、世の雰囲気を知るものとして見ているところがあります。 You Tube は、権利が気になって腰が引けるところがあります。 ご祈願ありがとうございました。 sakiさんの祈願されたようになるものなのかは分かりませんが、 自分の意思だけで進むのではなく、 学んでみなさいと許されたことはありがたく、 ともかく二年間精進します。
|
ファン申請 |
||