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2012年 07月 16日
2012年 07月 06日
このところ、頭の中にいろいろなものがあって、
いっぱいいっぱいだなとは感じていたのだけれど、 気分転換になる本を求めて図書館に行っても書店に行っても、 どの本も訴えて来なくなってしまった。 コップの縁にあふれそうな水が膨らみ 新しい水が加わると、混ざる余地なくこぼれるような。 翻訳の作業がもう少し進むと余裕が出ると思うのですが。 来週は更新をお休みします。 #
by pippinrose
| 2012-07-06 12:45
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2012年 07月 04日
『ちい散歩』で歩く、ごく普通の町。
「あら、地井さん」と声をかけるひとたち。 地井さんと、スタッフさんと、ナレーションのあたたかさは、 わたしの幼少期の記憶を呼び覚ます。 川の土手で野の花の名を呼ぶ。 線路脇の道でスミレをみつける。 神社の境内でゴムとびをしてブランコをこぐ。 母の書いた買い物メモを、 八百屋のおじさんにわたしてカゴに野菜を入れてもらい、 お肉屋さんでトンカツが揚がるのを待つ。 お皿を持って魚屋さんに行きお刺身を盛ってもらう。 ボウルを持って豆腐屋さん、 おいなりさんは伊勢屋さん、 たまごだったら大和屋さん。 お店のおじさんおばさんたちに 「お手伝いえらいね」とほめられる。 あれがわたしの幸せだった。 日々の暮らしの小さなこと。 小さなひととして役に立つこと。 周りのひとから迎え入れられること。 「ちい散歩の地井さん」を喪って、涙が流れる自分に会って、 初めてはっきり気づいたのは、 それがわたしの幸せなのだということ。 ありがとう、地井さん。番組を作られたみなさん。 #
by pippinrose
| 2012-07-04 08:59
| 出来事
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2012年 07月 02日
数年間、毎朝のように見ていたテレビ番組
『ちい散歩』の地井さんが亡くなったと聞いて、 自分でも驚くほどショックを受けた。 わたしも知っている町や商店街を歩いて、 お店や通りがかかりのひととは丁寧語混じりで、 スタッフに感想を言う時は仲間の言葉で、 やりとりしている姿に、わたしも一緒に歩く仲間の側で 話しかけられながら歩いているような感じを持っていた。 店先ではんぺんやおせんべいやコロッケを食べて、 「うまいよこれ」「どう?うまいだろ?」と、カメラや音声さんに分ける。 路地を歩きながら『太陽にほえろ』の時はこんな風に... と、走ってみせる。 公園があるとブランコに乗って、いいブランコの点数をつけたり。 若いスタッフさんと砂場で棒倒しをしたり。 花の名前を呼んだり、鳥笛を鳴らしたり。 散歩のあとに描く絵手紙も毎回楽しみだった。 神社があると参拝されていた。番組の初期に加賀まりこさんに 「お願いごとじゃなくてお礼をするのよ」と言われていたので、 きっとご挨拶とお礼をしていたんだと思う。 わたしの体調の回復期に力づけてくれた番組でもあった。 あれほど元気にされていて、 倒れる前に病気がみつかって良かったと思っていたのにと、 涙までこぼれてしまって初めて、 自分がどれほど『ちい散歩』に愛着を感じていたか分かった。 新しい町と古い町が混ざっているのが好き、と言われ、 秋葉原がやっちゃ場だった時の話をされ、 裕次郎のスポーツカーの話をされ。 トレンチコートで壁に身を隠し銃を構え、 後方の敵を横目でうかがう姿が、さまになる、 わたしがこどもだった時代の東京でおとなだったひとの死去と共に、 わたしの中の古い東京がまた少し失われる。さびしい。 #
by pippinrose
| 2012-07-02 10:44
| 出来事
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2012年 06月 29日
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by pippinrose
| 2012-06-29 12:36
| 出来事
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