by pippinrose
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2010年 04月 06日
オーストラリアはイギリス連邦の一員で、
紙幣貨幣にはエリザベス女王の肖像が描かれる。 英語はR音が響かず、イギリス英語に近い。 BBCも見られ、スポーツニュースでクリケットの結果をやっている。 1980年代にBBCが制作した政治コメディー・ドラマ 『イエス、プライム・ミニスター/はい、首相』をDVDで見せてもらった。 前シリーズの『イエス、ミニスター/はい、大臣』を含め、 全部で四十話近くある長いシリーズで、大評判をとったもの。 わたしが見たのは、 ひとは悪くないけれどひとに左右されやすい大臣を、 首相に据えるべく事務次官が策謀する回と、 首相になった彼が初めて仕事をする回。 首相の座への野心がなくその器とも言い難い大臣が、 現実的でかなりの策士でもある事務次官の、 手玉に取られてその気になってくる。 無根拠なほのめかしで競争相手を疑心暗鬼に陥れてつぶしたり、 ここは一発メディアと大衆に受けるエピソードをと、 英国のソーセージのために大熱弁ふるったり。 選出されるか否かの知らせを待ちながら舞い上がったり。 はじめは英語と文化がわからなくて笑えるのかと思ったが、 政治家ってこんなもんだという共通認識や、俳優たちの見事な芝居や、 笑いどころを教えてくれる背景の笑い声のおかげで、結果的にはかなり笑えた。 首相になって科学担当のアドバイザーと核防衛に関する問答をする。 「ロシア軍がどこまで侵攻して来たら核ボタンを押すか?」 「決定まで十二時間!」と問いつめられ、 「使わない核より通常兵器の増強だ!」 「職のない若者を兵士にすれば失業問題も解決だ!」となる。 「日本の寿司の純粋性」について大臣が演説して総理になるとか、 「ソ連軍がここまで来たら米軍にどう相談するか」と、 政治家が話すコメディーは、日本のテレビではあり得なかったろうし、 今でも大受けするとは思えない。 歴史と文化の違いを感じる。 小川。 秋に向かう季節に育つオタマジャクシ。 ひとの背の高さほどもあるシロアリの巣。 カサが十センチほどあるキノコ。 クリムゾン・ロゼラ(Crimson Rosella)。
by pippinrose
| 2010-04-06 09:16
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