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2010年 04月 20日
帰国の日の午前、オーストラリア戦争記念館をたずねた。
友人によると、国として他国に侵攻を仕掛けたことがなく、 異国の紛争解決に身を投じた豪州兵に対する国民の意識は、 日本で旧軍に対して持たれる意識とは、かなり異なるようだ。 研究員のSさんから、記念館の目的や展示の説明を受ける。 追悼・展示・研究のみっつの機能を、この記念館は果たしている。 入口を入って正面の空間は、追悼のための施設。 中央に記念池(Memorial Pool)を置いた、記念庭(Memorial Courtyard)。 正面は記念ホール(Hall of Memory)。 「彼らは命を捧げた」/"THEY GAVE THEIR LIVES"と扉の上にある 記念ホールに入ると、三方に、ステンドグラスの光となった「彼ら」の姿。 記念庭を囲む二階の回廊には、 1881〜99年のアングロ・スーダン戦争の兵士から、 今も世界各地で続く紛争に参加した兵士まで、 102,000人の栄誉者名簿(Roll of Honour)が据えられている。 故人ゆかりのひとたちが、ヒナゲシの花を挿して行く。
by pippinrose
| 2010-04-20 09:35
| 外国
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Comments(2)
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クミン
at 2010-04-20 16:42
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ぴぴんさん、こんにちは^^。
赤いひなげしの花、モダンアートのインスタレーションのようですね! ステンドグラスもキレイ。 ぴぴんさんがどうしてここを訪ねられたのか、ちょこっと気になります。
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ぴぴん
at 2010-04-21 07:06
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クミンさん おはようございます。
たくさんコメントくださり、ありがとうごさいます。 ここでのヒナゲシの赤は、戦場で亡くなった兵の血の色であり、 ステンドグラスの青は、天の安らぎだろうか、と思います。 ワシントン・パリ・アムステルダム・オハイオ・広島・大阪・東京。 歴史民俗博物館や戦争資料館には、どこの町でも訪ねることが多く、 どうして、と、改めて自分に問うてみると、長い話になります。 今回に関しては、 オーストラリアと日本が戦ったことは知っていていも、 その資料に接することはわたしはこれまで少なく、いい機会だったこと。 キャンベラでは、歴史に関する博物館はこれだということ、 研究員のSさんに直接お話をうかがえる機会があったこと、 が、理由の主なところかと思います。
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