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2010年 08月 02日
高校時代から二十代前半にかけて作品を熱心に読んでいた漫画家、
佐藤史生さんが、四月に亡くなっていたと先週知った。 『夢見る惑星』『ワン・ゼロ』『やどり木』『心臓のない巨人』などのSFも、 『死せる王女のためのパヴァーヌ』『この貧しき地上に』などの現代物も、 『まさかのときのハーレクインロマンス』『マルタの女』など笑いを含む作品も、 社会の中心からすこし外れて生きるひとたちを描いて、 社会の中心からすこし外れていたわたしに、息をつく空間を与えてくれていた。 最近は新作が無かったが、もともと寡作の作家なので、 いずれどこかに書くのだろうかと心待ちにしていたのだが。 癌を闘病されていたとのこと。享年・五十七歳。 青年期を支えてくれたひとをひとり、喪ったようで寂しい。 蓮・蝶恋花。
by pippinrose
| 2010-08-02 10:03
| 視覚
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Comments(2)
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sakillus at 2010-08-06 11:12
あっ、ぴぴんさんも蓮、迎えたんですね!
やっぱりいいもんでしょう? 葉にも甘い香りが漂いますね。 乾燥させてお茶にもできますよ。 佐藤史生さん、内容は覚えていませんが、なにか読んではいました。 きれいな絵を描く人ですよね? 歴史ものだったかなぁ・・・
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ぴぴん
at 2010-08-06 12:57
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sakiさん 残念ながら、 これは近所のお寺です。
その鉢と葉の大きさを見るにつけ、やはりベランダでは無理だなと思います。 しかし蓮にはますます魅かれます。 今年は友人から、わたしの「イメージとして」蓮の絵柄の手ぬぐいをもらい、 おこがましいかもしれませんけれども、とても嬉しかったです。 sakiさんのところの「淀姫蓮」もいいですねぇ。 白い方の写真もアップされるでしょうか、楽しみにしています。 佐藤史生さん。 現実の歴史に即した作品があったかは分からないのですが、 SF・ファンタジーで、その文明の歴史を感じさせる作品は多いです。 絵はきれいですね。内省的な雰囲気があり、 物語には、滅びるものへの共感がありました。
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