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2011年 12月 19日
2009年から半年ごとに新刊が出て、
この秋で6巻まで来ている時代小説。 洪水で親を亡くした大阪生まれの娘が、 江戸で料理人として成長してゆく物語である。 わたしが「髷もの」を読む理由は、 漫画の獣木野生やアニメの宮崎駿、 SFのアシモフやファンタジーのトールキン、 シャーロック・ホームズや杉下右京を好む理由と同じ。 自分が現実の生活でできるよりも善い力に 物語の世界で出会い、力づけられることだ。 ものは人情でも知性でも科学でも何でも構わない。 『みをつくし』の主要な登場人物たちには情があり、 他罰にも自罰にも終わらない克己心を示す。 また毎回、主人公の料理をひとびとが 実に幸せそうに食べる光景が単純に楽しい。 苦難に遭いながらのひとびとの健やかさが、 NHKの連続時代劇にぴったりだと思う。 主人公を宮﨑あおいでやってもらえたらなぁと思う。 名物黒たまごを食べてきた。 2011年の読書シリーズと箱根写真、これでおわります。
by pippinrose
| 2011-12-19 07:55
| 活字
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Comments(2)
Commented
by
Junko
at 2011-12-19 18:21
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ぴぴんさん、こんばんは。
もう「読書シリーズ」の季節なんですね~。 『みをつくし料理帖』面白そう。バッグに一冊入れて帰省します。
Commented
by
ぴぴん
at 2011-12-19 20:26
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Junkoさん 今年もあと十日あまり。
こんなことしてるヒマに年賀状の準備や窓ガラスを磨いた方がいいのでは と思いつつ、「今年の読書」を書かないと自分の中の納まりが悪い気がして、 書いてしまいました。 『みをつくし...』の巻末には、主人公が作る料理のレシピが載っています。 おいしそう、と思いつつ、ひとつも作っていないわたしです。
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