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2013年 06月 20日
ミシガン旅行記のおわりに、北関東への一泊の旅にふれた。
その後へたばってしまって書けなかったこの旅のことを、 一ヶ月あまり経ってしまったが、記しておきたい。 * * * * 訪問先は栃木県那須塩原市の学校法人「アジア学院」。 アジアやアフリカの農村指導者育成をおこない創立四十年を迎えた。 化学肥料と農薬を大量使用して外国に売る作物を作るのではなく、 地域の食料自給に役立つ有機農法を約一年間教える。 昨年の10月にうちに一泊してもらったJさんはここの学生だった。 訪問前には、創立時の理事長である高見敏弘氏の著書 『土とともに生きる』を読んだ。 氏は、1996年に「アジアのノーベル賞」とも言われる ラモン・マグサイサイ賞の平和・国際理解部門賞を受賞した方だ。 * * * * わたしはつれあいと共にたった一泊しただけだが、 学生さんやボランティアさんや学校関係者と言葉を交わし、 食堂で一緒にごはんを食べて、 なにかとてもだいじなものがここにある、と感じた。 東京の自分の普段の生活や、 前月のミシガン旅行とも比べて考えると、 自分にとっては、ミシガンの友人の生活よりも アジア学院の生活の方がカルチャーショックが大きく、 価値観をゆさぶる力が強いのを感じる。 考えはまとまらないが、 こういう学校が四十年間存続し、千数百人の学生が巣立ったこと、 地域や国内外からボランティアが参加していることを紹介するために、 ともかく記事にする。 学院の施設は震災の被害を受けた。 写真の建物はすべて震災後再建されたもの。 『土とともに生きる』高見敏弘 日本基督教団出版局 1996年。 この話、明日に続きます。
by pippinrose
| 2013-06-20 11:10
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