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2013年 12月 25日
ユダヤ系カナダ人で臨済宗僧侶のシンガー・ソング・ライター、
レナード・コーエン作。(1984年) ナチの強制収容所の、仲間が焼かれる炉の脇で、 弦楽四重奏を演奏させられていたことを、 作者が知って生まれた曲。 結婚式の曲のようでも、弔いの曲のようでもある。 「あなた」は結婚相手のようにも、神のようにもとれる。 聖と俗、絶望と希望がないまぜになった曲。 最も暗い時に小さな光を見る、クリスマスの日に。 こちらでどうぞ。 場所はオーストラリア、シドニー中央駅です。 踊ってください、あなたの美しさに。燃えるヴァイオリン。 踊ってください、私がうろたえている間。安らかな円居の時まで。 オリーヴの枝のように私を掲げ、方舟に戻る鳩になって。 踊ってください、愛の終わりに。 見せてください、あなたの美しさを。立会人たちが去ったら。 あなたを感じさせてください。 バベルの塔を建てた人たちが感じたように。 ゆっくりと見せて、私が一部しか知らないあなたを。 踊ってください、愛の終わりに。 踊ってください、結婚式に。その後もずっと。 踊ってください、とてもやさしく。長く長く。 二人の愛のもとで、二人の愛を越えて。 踊ってください、愛の終わりに。 踊ってください。生まれたがっている子どもたちのために。 踊ってください。私たちのキスが薄くした、何枚ものカーテンをくぐり。 この身を寄せるテントを建てて。糸は千切れているけれど。 踊ってください、愛の終わりに。 踊ってください、あなたの美しさに。燃えるヴァイオリン。 踊ってください、私がうろたえている間。安らかな円居の時まで。 素手で触れて、手袋でもいい。 踊ってください、愛の終わりに。 (ぴぴん試訳)
by pippinrose
| 2013-12-25 06:01
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