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2014年 11月 14日
通勤の電車で読んでいた本に、
著者が学生の時、卒業後の進路が分からず神に問うた 話があった。(著者は牧師である)。 数週間にわたって問い続けて、 彼女は神の声を聞いた。 「あなたが喜びを感じ、満足することをしなさい」 彼女が驚いていると、もう一度、 「あなたが喜びを感じ、満足することをしなさい。 そして、私につながっていることを。」 これを読んだ瞬間にじんわりと染みるものがあり、 電車の中ながら涙がにじんでしまった。 特に答えを探して読んでいたわけではない本の中に、 ここ数日悩んでいたことの答えが書いてあった。 * * * * 今のわたしが喜びを感じる活動は、 出勤してする本業(paid work)と、 本A関係の活動(unpaid work)だ。 それ以上に活動の幅を広げれば、 多忙で疲れた時のわたしらしく、 言動が粗くなるのは明らかだし、 家族との時間も無くなってしまう。 そもそも人材養成講座は、 本Aの活動と関係しているから受けようと思ったのだ。 そちらがおろそかになってしまったら、 何のために学んでいるのか分からなくなる。 * * * * ほっとして、電車の窓の外をながめていたら、 著者の答えをわたしの答えとしてしまっていいのか。 わたしも数週間問いつづけて、 「声」を聞くべきなのでは、という問いが浮かんだ。 しかし次の瞬間、別の本で読んだ話を思い出した。 洪水の中、自分の家に留まる男のところに カヌーが助けに来た。しかし男は、 「神が助けに来てくれるから乗らない」と言う。 ゴムボートとヘリコプターが来ても断る。 気づくと男は天国にいた。 なぜ助けに来なかったと男に責められて、神は答える。 「ええと、最初はカヌーになって、次はゴムボートになって、 それからヘリコプターになって、行ってあげたんだがね。」 電車で読んでいた本の著者は、 本A関係の活動で一度お会いしたことのある人。 神がカヌーとしてやって来た話が載っているのは、 本Aに引用されていたので読んだ本。 そういう意味でも、 今のわたしの行く方向はこちらなのだと感じる。 わたしの前には「本」の形で、カヌーがやって来たのだ。 電車は橋を渡り、職場のある駅に着いた。 わたしは仕事に打ち込んで一日を終えた。 * * * * と、いうことで、 更に一年学ぶコースを受験するのはやめた。 将来、何か必然的な状況になれば、 改めてチャレンジするかもしれない。 Barbara Brown Taylor “An Altar in the World” スティーブン・レヴァイン『癒された死』
by pippinrose
| 2014-11-14 09:27
| 出来事
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Comments(2)
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花
at 2014-11-14 13:17
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ぴぴんさんこんにちは。
結論が出たようでよかったです。一つの結論に到達するまでの葛藤の道筋を追うことができたのは、得難い経験でした。 若ければ無理してでも挑戦に決まっていますが、これからは時間と体力のことも考えなければならないのですね。 あるいはまあ、どうしようかな、と思った時点で絶対に必要なことではない、ということかもしれません。 ところで、12日の写真はエリゲロンではないですか?
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ぴぴん
at 2014-11-14 20:39
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花さん ありがとうございます。
自分の頭の中の整理整頓としては良いのですが、 読まれる方にとってはどんなものかと思っていたので、 >道筋を追うことができたのは、得難い経験 と、言って頂けたのがうれしいです。 挑戦するところでなく、成し遂げるところを考えると、 時間と体力気力の配分、優先順位の確認は必要だなと思います。 ここ数日間、だいぶ思い詰めて疲れましたが、 このタイミングで考えて、自分の位置と思いが確認できて、 ほんとうに良かったです。 エリゲロン。検索して初めて知りました。 イングリッシュ・デージーだと思い込んでしまっていましたが、 葉も姿もだいぶ違いますね。 教えてくださりありがとうございました! ^_^)/
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