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2018年 12月 13日
デンバー美術館(Denver)の 『版画家としてのレンブラント展』に行った。 (Rembrandt: Painter as Printmaker) 十七世紀オランダ、バロック絵画のレンブラントは、 「夜警」などの大きな油彩と共に、多くの版画を残している。 この展覧会は、レンブラントの版画に焦点を当てている。 多くが小さな作品のため、会場にレンズシートが備えられて 来場者はそれを使って作品を覗き込む。 制作過程が分かる試し刷りの展示が興味深かった。 完成品の暗い画面の向こうに何があるか、 その暗さがないとどんな画面になるか。 画家がどんな意思を以て制作していたかを知ることで、 完成品の見え方が変わり、見えるものが増える。 鋭い線が出るエッチングと 柔らかな線が出るドライポイントの 違いを見せるビデオ展示もあり、教育が意図されている。 別室では発泡スチロール板を使った版画教室をやっていて、 子どもたちが制作していた。 小中学校での図工・美術の授業を思い出して懐かしく、 かつ、良い教育を受けていたなたと、改めて思う。 「フレデリック・C・ハミルトン館」。 リベスキンドはニューヨークの貿易センタービル跡地に建った 「フリーダム・タワー」の設計者。 ハミルトンは石油で財を成し美術館の運営会長になった人。 外観も内部空間も主張が強く、 私にとっては落ち着かない建物だった。 北館は現在工事中で、豊富に収蔵しているという ネイティブアメリカンの美術品は見られなかった。
by pippinrose
| 2018-12-13 10:42
| 米国
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